みなさんこんにちは、tomotabitripです。
8月22日、JR各社より2024年「秋」に運行予定の臨時列車【2024年秋の臨時列車(2024年10月1日~2024年11月30日)】について発表がありました。
ひたちなか海浜公園の「コキア」への観光列車、あしかがフラワーパークのイルミネーションへの観光列車など定番の臨時列車の他、東北の観光列車「ひなび」、「SATONO」を使った臨時列車が新規で設定されました!
今回は発表された臨時列車の中から個人的に気になる列車を紹介についてお届けします。
JR各社からの公式発表はこちら(8/22時点)
8月22日にJR各社より発表された情報は以下の通り。今後も追加で走る臨時列車の情報が出次第追加していきたいと思います。
各リンクから各社の公式プレスに飛ぶことができます。
JR各社の臨時列車の発表はこちら
- JR北海道 - 秋の臨時列車のお知らせ~10月から11月に運転する列車です〜(8/22発表)
- JR北海道 - 特急列車の運転計画について(10~11月分)(8/22発表)
- JR東日本 - 秋の臨時列車の運転について(8/22発表)
- JR東日本秋田支社 - 秋の臨時列車のお知らせ(8/22発表)
- JR東日本盛岡支社 - 秋の臨時列車のお知らせ(8/22発表)
- JR東日本東北本部 - 秋の臨時列車のお知らせ(8/22発表)
- JR東日本新潟支社 - 秋の臨時列車のお知らせ(8/22発表)
- JR東海 - “秋”の臨時列車のお知らせ(8/22発表)
- JR西日本 - 2024年【秋】の臨時列車の運転について【2024年10月1日(火)〜2024年11月30日(土):61日間】(8/22発表)
- JR四国 - 秋の臨時列車運転のお知らせ(8/22発表)
- JR九州 - 2024 年秋季期間(10 月~11 月)の臨時列車運転のお知らせ(8/22発表)
秋も運行!中央線の夜行列車 特急「アルプス」
2024年「夏の臨時列車」で話題となった中央線の夜行臨時特急「アルプス」が秋にも2日間設定されました!夏に設定された4日間はいずれも指定席券は発売されると即完売となる人気ぶり。
日付変更間近の23時55分に新宿駅を出発し、翌6時22分に白馬駅に到着するという「ムーンライト信州」を彷彿とさせるダイヤで運行されます。
特急「アルプス」
【運転区間】
・新宿(23:58発)→白馬(6:22着)
【使用車両】
・E257系 9両(全車指定席)
【運転日】
・10/11、11/1
紅葉に染まる北アルプス登山や黒部ダムをはじめとした立山・黒部アルペンルートへのお出かけに利用できそうですね!
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【夜行列車復活】臨時夜行列車 特急「アルプス」乗車記(新宿→白馬)
2024/10/7
ひたち海浜公園のコキアの紅葉にあわせて臨時列車が運行 高尾・青梅・高崎・川越・君津・平塚発着
国営ひたち海浜公園の「コキア」が赤く紅葉するのに合わせて、関東の各方面から臨時列車が運行されます。
今年も昨年と同様、高尾・平塚・君津駅発着を含めた5駅から常磐線の勝田駅まで運行されます。
特急「海浜公園コキア号」
・海浜公園コキア高尾号:
高尾(7:45発)→勝田(10:16着)
勝田(16:07発)→高尾(18:37着)
運転日:10/12、13
・海浜公園コキア青梅号:
青梅(7:25発)→勝田(10:16着)
勝田(16:07発)→青梅(18:57着)
運転日:10/14
・海浜公園コキア高崎号:
高崎(7:22発)→勝田(10:16着)
勝田(16:07発)→高崎(19:11着)
運転日:10/19
・海浜公園コキア川越号:
川越(8:03発)→勝田(10:16着)
勝田(16:07発)→川越(18:20着)
運転日:10/20
・海浜公園コキア君津号:
君津(7:38発)→勝田(10:16着)
勝田(16:07発)→君津(18:20着)
運転日:10/26、27
・海浜公園コキア平塚号:
平塚(8:08発)→勝田(10:29着)
勝田(16:24発)→平塚(18:41着)
運転日:10/12、13、19、26
【使用車両】
高尾・青梅・高崎・川越・君津号:E653系 7両
平塚号:E657系 10両
*全車指定席
E257系で運行!谷川岳もぐら、ループ
改札からホームまで462段の階段があり10分程度かかることから、「日本一のモグラ駅」で親しまれている土合駅を楽しめる「谷川岳もぐら」、「谷川岳ループ」が今秋も運行です!
特急「谷川岳もぐら」、「谷川岳ループ」
【運転区間】
・谷川岳もぐら:大宮(7:48発)→越後湯沢(11:00着)
・谷川岳ループ:越後湯沢(15:25発)→大宮(18:24着)
【使用車両】
・E257系 5両(全車指定席)
【運転日】
・10/5、6、13、20、27、11/2-4
これまでは185系でも運行があった「谷川岳もぐら」、「谷川岳ループ」ですが今秋は全てE257系での運行になりました。発表された秋の臨時列車では185系を使った設定はないようですので、いよいよ185系も引退が近づいているのかもしれません。
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「ひなび」を使った臨時列車が多数運行、新規設定も
北東北の観光列車として2023年にデビューした「ひなび」。今秋は釜石線、大湊線を中心に運行されつつ、新たに「ひなび 八幡平」、「ひなび 錦秋湖」、「ひなび 平泉」として様々な路線で運行されます。
快速「ひなび 八幡平」
【運転区間】
・盛岡(9:04発)→大館(12:12着)
・大館(14:48発)→盛岡(17:46着)
【運転日】
・11/30
今回の臨時列車で花輪線に初入線。東北本線の盛岡駅から奥羽本線の大館駅まで約3時間の長時間運転。途中の十和田南駅ではスイッチバックも行われます。
快速「ひなび 錦秋湖」
【運転区間】
・錦秋湖1号:北上(10:38発)→横手(11:49着)
・錦秋湖2号:横手(12:15発)→北上(13:21着)
・錦秋湖3号:北上(14:43発)→横手(15:58着)
・錦秋湖4号:横手(16:25発)→北上(17:46着)
【運転日】
・10/26
北東北を東西に横断する北上線にも今秋初入線。片道約1時間の運転ですので、臨時列車には珍しく1日2往復運転が設定されています。
快速「ひなび 平泉」
【運転区間】
・仙台(9:10発)→平泉(10:58着)
・平泉(15:00発)→仙台(16:40着)
【運転日】
・11/2、3
中尊寺金色堂で有名な中尊寺の最寄り駅である平泉駅まで仙台駅から直通列車として運転されます。
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2024/6/10
快速「ひなび 釜石」
【運転区間】
・盛岡(10:40発)→釜石(13:24着)
・釜石(16:27発)→盛岡(19:40着)
【運転日】
・10/1、3-5、7、19、11/9、11、22、23、25、29
快速「ひなび 釜石」
【運転区間】
・盛岡(9:45発)→釜石(13:24着)
・釜石(14:45発)→盛岡(17:46着)
【運転日】
・10/6、20、27、11/10、24
「ひなび 釜石」は運転日によって異なる2種類の運転時刻があります。日曜・祝日は始発駅の出発時間が早くなります。おそらく、新花巻駅での新幹線への接続を考えてのことだと思われます。
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快速「ひなび 下北」
【運転区間】
・八戸(10:50発)→大湊(12:40着)
・大湊(15:59発)→八戸(17:53着)
【運転日】
・10/12-14
快速「ひなび 下北」
【運転区間】
・青森(10:56発)→大湊(12:40着)
・大湊(13:5発)→青森(17:53着)
【運転日】
・11/16、17
本州の端にある大湊線の八戸駅〜大湊駅間にも「ひなび 下北」として運行します。また、一部の日程では、青い森鉄道・大湊線を経由して青森駅〜大湊駅間でも「ひなび 下北」が運行されます。
「SATONO」が仙山線を運行
南東北の観光列車として2024年春にデビューした「SATONO」。今秋は「いろどりSATONO」として仙山線を走ります。
快速「いろどり SATONO」
【運転区間】
・仙台(11:22発)→山形(13:15着)
・山形(14:32発)→仙台(15:58着)
【運転日】
・10/5、6、12-14、19、20、26、27、
11/2-4、9、10、16、17、23、24
仙山線に初入線となる「SATONO」。沿線の色づく紅葉を見るのもよし、途中の山寺駅で下車して、絶壁の上に立つ山寺有名な立石寺観光に利用するのも良さそうです!
途中停車駅は3駅(北仙台・作並・山寺)と非常に少なく、定期の快速列車だと停車する駅を次々に通過していく様子を見られるのは面白いかもしれません。
三陸鉄道・釜石線・東北本線を直通する「南リアス号」が運行
快速「南リアス号」
【運転日・運転区間】
・10/13:盛(13:41発)→釜石(14:44発)→盛岡(17:46着)
・10/14:盛岡(9:34発)→釜石(12:50発)→盛(14:25着)
【車両】
・三陸鉄道車両 2両(全車自由席)
三陸鉄道の盛駅から三陸鉄道・釜石線・東北本線を経由して盛岡駅までを約4〜5時間かけてのロングラン運転!
使用車両は三陸鉄道の車両ということで、普段は走らない釜石線、東北本線を三陸鉄道の車両が走る姿を見ることができます。
夏の臨時列車では盛岡〜釜石〜宮古〜盛岡間を東北本線・釜石線・三陸鉄道を経由して走る循環列車「五葉」、「そとやま」や盛駅〜八戸駅まで三陸鉄道、釜石線経由で「八戸リアスうみねこ」の発表もあり三陸鉄道・JR線を直通する臨時列車の運行が続きます!
最後に
今回、JR各社より発表された「2024年秋の臨時列車」について、新規設定された列車を中心にお届けしました。
「2024年夏の臨時列車」で話題となった夜行特急「アルプス」も運転が継続。北東北の観光列車「ひなび」は北上線・花輪線、「SATONO」は仙山線に初入線となるようです。
その他、昨年に引き続き秋の観光地へのアクセスとして定番となっている臨時列車も多数設定されています。
秋に開催される各地のイベントへ鉄道を利用して旅に出てはいかがでしょう!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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